鶏卵の食用以外の利用
鶏卵の食用以外の利用
[編集] 医薬品
鶏卵は食用以外に医薬品の製造にも利用される。
インフルエンザワクチンは、ワクチン用ウイルスの培養に鶏卵を使用する(ウイルスは生きた細胞に寄生する形で増殖するため。(発育鶏卵培養法または鶏卵培養法))。総合感冒薬や鼻炎薬などに配合される消炎酵素剤の塩化リゾチームは卵のたんぱく質を原料につくられる。このため卵アレルギーがある人は注意が必要で医師・薬剤師等に相談する。
卵殻膜は、日本では古くから相撲で傷を早期に治療するために用いられたとされ、これを基に医療品として活用するための研究が進められている。
[編集] 卵殻の利用
鶏卵の卵殻は主に炭酸カルシウムからなる。この卵殻を粉砕して得られる粉末は多孔質となっており、鉱物由来のものに比べ食品用途における消化・吸収性が良好である。また、生物由来の素材であることから安全性も高く、資源枯渇の可能性も低い。
鶏卵の殻の利用方法としては、肥料として盆栽の鉢に添えたりすることもある。工業製品としては土壌改良剤のほか、チョーク(白墨)や校庭用白線ガイアフィールドラインの材料となる。また食品・医薬品の分野では、麺類に歯ごたえを与えたり、カルシウム強化用としてスナック菓子などの原料とされる。
卵殻と炭酸カルシウム、酸化チタン、牛乳をミキサーで混ぜ、オーブンなどで焼き固めると象牙の代用品ができる[7][要出典]。
昭和初期に着色した卵殻による絵画制作の技法である卵殻モザイクが、現山梨大学(山梨男子師範学校)の教諭、矢崎好幸により草案されている。
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